生酵素とは? 酵素と何がちがうの?

  1. 生酵素とは

生酵素とは、何なのでしょうか? 酵素といったい何が違うのでしょうか?

数年前に大流行りした酵素ダイエット。耳にしたことのある人はもちろん、実際に酵素ドリンクなどを試した人もたくさんいることでしょう。

酵素は私たちの健康のために不可欠なものという認識は間違ってはいないのですが、最近では「酵素を摂取するのにドリンクタイプでは無意味。生酵素を摂るべき」ということがささやかれているのです。

「生」がつくと、新鮮で価値が高く身体にも良さそうなイメージがぐっと高まりますが、この生酵素とはいったいどういうものなのか、このページで解説してみようと思います。

酵素のはたらきについて

生酵素とはに答える前に、まず酵素について簡単に解説しておきましょう。酵素は、食べたものの消化吸収、呼吸、運動など、人間だけでなくあらゆる生命体の生命活動に深く関わっており、生きるために不可欠なものなのです。

私たちの体内で作られる酵素は、細胞の再生や免疫力の向上に重要な役割を持つ「代謝酵素」と、食べ物の消化や吸収に必要な「消化酵素」の2種類がありますが、体内で作られる酵素の量には限りがあり、さらに加齢により酵素の生産力は弱まってしまいます。

酵素が不足ぎみになると身体にさまざまな不調が出てきますので、不足しないよう酵素の含まれる食品から「食物酵素」を積極的に摂ることが大切になってきます。

そこで酵素を手軽に摂取できる食品として話題になったのが酵素ドリンク。水やジュースなどで薄めて飲むだけで身体のためになり、置き換えやファスティング(断食)などにも話題を集めていたことは記憶にも新しいですよね。

生酵素とは、加熱処理していない酵素

酵素ドリンクと生酵素サプリの大きな違いは、その製造の工程において熱を加えて殺菌処理を行ったか、行っていないかという点なのです。

酵素ドリンクは清涼飲料水の区分で売られているものですが、清涼飲料水は厚生労働省の食品衛生法により「65度以上で加熱殺菌処理しなければならない」ことが義務づけられています。

ですから市販されている酵素ドリンクはすべて、65度以上で加熱処理が施されていることになります。実は、ここが大きな問題。酵素はタンパク質でできているため性質上、熱に弱く、48度から70度でほとんどの酵素は破壊されてしまうのです。

つまり製造工程で熱処理された酵素ドリンクを飲んでも酵素の働きは、正直ほぼ期待できないわけです。

一方、生酵素とはその名の通り「ナマ」ですから、加熱処理をしていないもの。生酵素のサプリメントは加熱せずに時間をかけて丁寧に製造されているため、酵素が破壊されることなく生きたままの酵素がたっぷり凝縮されているのです。

酵素を摂るなら、加熱処理したドリンクはNG

ドリンクタイプで売られている酵素はすべて加熱処理されていますが、最近では独自の研究により加熱しても酵素が破壊されないよう工夫された酵素ドリンクも出ています。

なのですべての酵素ドリンクが酵素の意味がない訳ではありませんが、酵素としての働きがないのに「酵素がたっぷり摂取できる酵素ドリンク」として販売しているものも多くあるのです。

身体の健康のためにと高いお金を出したのに単なる清涼飲料水を買わされたのではたまりません。

酵素食品を選ぶ際は、「生酵素」としっかり記載されているものを選ぶ方が安心ですね。生酵素にはカプセルタイプや錠剤タイプ、粉末タイプやペーストタイプなどさまざまな形状があります。

粉末タイプのものは加工時に加熱により水分を飛ばしていることがありますので、ドリンクタイプでなければ大丈夫と決めつけず、「生酵素」の表記があるものを確認して選びましょう。

まとめ:生酵素サプリで健康な酵素ライフを

生酵素とは、加熱処理が施されていない酵素サプリメント。私たちの身体の中に存在し、あらゆる生命活動の鍵となる酵素をさらに増やし健康を目指すには、ふだんの食事にプラスして生酵素サプリメントを活用することが望ましいのです。

酵素は加熱すると死滅してしまうため、酵素サプリメントを選ぶ際は加熱処理が施されていない「生酵素」を選ぶことが一番のポイントだということです。

ドリンクタイプのものは製造工程で必ず加熱処理されているので、生きた酵素を摂ることが目的ならドリンクタイプは選ばない方が賢明ですね。「酵素はナマで、ドリンクNG」と覚えて、自分にぴったりの生酵素で健康な毎日を手に入れてくださいね。